
豊臣秀吉・秀長兄弟ゆかりの刀剣を名古屋で展示
特別展「戦国武将ゆかりの刀剣~豊臣秀吉・秀長兄弟~」が、2026年7月11日(土)から9月27日(日)まで、名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」で開かれる。豊臣秀吉と秀長、その周囲に集った戦国武将に関係する刀剣を展示。国宝や重要文化財を含む作品を通じて、兄弟と武将たちの関係をたどる。
会期は前期と後期に分かれ、中心となる2振りの短刀を入れ替えて公開する。前期には秀吉と前田利家の関係を伝える重要文化財「大坂長義」、後期には織田有楽斎が豊臣秀頼から拝領した国宝「有楽来国光」が並ぶ。
前期は重要文化財「大坂長義」
7月11日(土)から8月16日(日)までは、重要文化財「短刀 銘 備州長船住長義 正平十五年五月日」を展示する。「大坂長義」の号で知られ、備前国で栄えた長船派の刀工・長義が手がけた短刀だ。
号の由来には、豊臣秀吉が家臣で親友だった前田利家へ大坂城で贈ったとする説や、前田利常が大坂で買い求めたとする説がある。その後は加賀前田家に伝わり、同家の重宝として受け継がれた。
後期に公開される国宝「有楽来国光」
8月18日(火)から9月27日(日)までの後期には、国宝「短刀 銘 来国光」を公開する。「有楽来国光」とも呼ばれ、織田信長の末弟である織田有楽斎が、豊臣秀頼から拝領した作品。名刀帳「享保名物帳」にも記載されている。
作者は鎌倉時代末期に山城国で活動した刀工・来国光。織田有楽斎から前田利常へ譲られたのち、長く前田家に伝来した短刀で、豪壮な姿と華やかな大丁子乱れ刃を見られる。
豊臣秀長と家臣に伝わる2振り
豊臣秀長にゆかりのある「太刀 銘 一」も展示される。秀長の娘・菊姫が毛利秀元へ嫁ぐ際に婚礼道具として持参し、その後は毛利家に伝わった作品で、吉岡一文字一派の刀工によるものとされる。
重要美術品「短刀 無銘 名物上部当麻」は、秀長に仕えた桑山元晴が所持したことから「桑山当麻」とも呼ばれる。刀身の表側に彫られた素剣と、裏側に施された二筋の樋が見どころとなる。
休館日は7月13日(月)と、展示替えにあたる8月17日(月)。開館時間は10時から17時までで、最終入館は16時30分となる。
開催概要
イベント名:特別展「戦国武将ゆかりの刀剣~豊臣秀吉・秀長兄弟~」
日程:2026年7月11日(土)~9月27日(日) ※休館日7月13日(月)、8月17日(月)
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
会場:名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」北館4階特別展示室
入場料:一般1,200円、大学生・高校生500円、中学生・小学生300円、未就学児無料、シニア(65歳以上)1,000円、障がい者は付添1人を含め無料
主催:名古屋刀剣博物館
公式サイト:https://www.meihaku.jp/event-hideyoshi-hidenaga/






