
約80点でたどるスウェーデン絵画の黄金時代
「中日新聞社創業140年記念 スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」が、2026年7月9日(木)から10月4日(日)まで、名古屋市の愛知県美術館で開かれている。スウェーデン国立美術館が所蔵する約80点を通して、19世紀末から20世紀初頭にかけて築かれたスウェーデン絵画の黄金時代を紹介する展覧会だ。
展示作品はすべてスウェーデン人作家によるもの。北欧特有の自然や光、人々の暮らし、日常にある小さな喜びを描いた作品が集まり、スウェーデン独自の表現が生まれるまでの変化をたどる。
フランスで学び、故郷の風景へ向かった画家たち
1870年代後半、スウェーデンの若い芸術家たちはフランスへ渡り、写実主義や自然主義、外光を取り入れた表現を学んだ。その後、自国にふさわしい題材と描き方を模索する中で故郷へ戻り、スウェーデンの風景や暮らしに目を向けていく。
画家たちはフランスで学んだ表現から次第に離れ、自らの感情や叙情的な雰囲気を重視するようになった。1880年代から1915年ごろまでの作品には、厳しくも豊かな自然や日常へのあたたかな視線が表れ、のちの「スウェーデンらしさ」を形づくった。
カール・ラーションやストリンドバリの作品

会場には、スウェーデンの国民的画家カール・ラーションをはじめ、劇作家としても知られるアウグスト・ストリンドバリらの作品が集まる。「自然」「光」「日常のかがやき」を手がかりに、それぞれの画家が描いたスウェーデンの生活や風景を見ることができる。
約80点はすべてスウェーデン国立美術館の所蔵作品。国外でも展覧会が開かれているスウェーデン絵画に焦点を当て、その黄金時代をまとめて紹介する。
JUJUと日野聡による音声ガイド

音声ガイドではJUJUがナビゲーターを務め、声優の日野聡によるナレーションとともに作品を解説する。会場で借りる音声ガイドは1台650円、スマートフォンで聴くアプリ版は700円となる。
会場レンタル版とアプリ版の収録内容は同じ。アプリ版は展覧会の開催期間中に配信される。
スライドトークで作品を解説
愛知芸術文化センター12階のアートスペースAでは、展覧会に関連したスライドトークも開かれる。7月25日(土)、8月15日(土)、9月20日(日)は11時から11時40分まで、9月4日(金)は18時30分から19時10分まで行う。
定員は各回先着180人で、聴講は無料。事前申し込みは不要となる。
金曜日は20時まで開館
通常の開館時間は10時から17時までで、金曜日は20時まで延長される。入場は閉館時刻の30分前まで受け付ける。
当日券は一般2,000円、大学生1,200円、高校生700円で、中学生以下は無料。本展のチケットで、会期中に限り愛知県美術館のコレクション展も観覧できる。
開催概要
イベント名
中日新聞社創業140年記念 スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき
日程
2026年7月9日(木)~10月4日(日)
毎週月曜日休館。ただし7月20日(月・祝)、8月10日(月)、9月21日(月・祝)は開館。7月21日(火)、9月24日(木)は休館
時間
10:00~17:00、金曜日は10:00~20:00(入場は閉館の30分前まで)
会場
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
入場料
一般2,000円、大学生1,200円、高校生700円、中学生以下無料
主催
愛知県美術館、NHK名古屋放送局、NHKエンタープライズ中部、中日新聞社
公式サイト
https://apmoa.museum/


